物件の調査方法

アメリカ不動産の犯罪発生マップ、災害地域の調べ方

大西です。

アメリカ不動産の購入を検討する際に気になる、犯罪発生マップと自然災害の可能性について調べる方法をお伝えします。

まずTruliaをひらきます。

真ん中に調べたい不動産の住所や地域を入力します。

ここではテキサス州のヒューストン『Houston TX』で試してみます。

アメリカのサイトなので英語で入力して下さい。

画面右側にこのようなヒューストンの地図が表示されます。

緑の点が売出中の物件を示しています。

犯罪発生マップの調べ方

上部の『Crime』をクリックします。

そうするとこのような青で塗られた地図が出てきます。

この青く塗られた箇所が濃くなるほど犯罪が多発している地域になります。

基本的にダウンタウンと呼ばれる中心地はやはりスリなども多くなるので犯罪率が高くなります。

拡大してご自身が検討されている物件の回りを確認します。

住所検索をされた方は、その物件の周辺が安全な地域かどうかを確認します。

自然災害地域の調べ方(ハザードマップ)

次に右上の『Hazards』をクリックします。

するとこのような黒塗りの地図が出てきます。

こちらは『Earthquake shaking intensity』で過去に発生した地震の履歴です。危険な地域は赤色で表示されますが、ヒューストンでは地震はほぼありませのでグレーがかっています。
他の項目を調べるには右上の矢印をクリックします。
すると次のような項目が表示され選択ができます。

ヒューストンは2017年8月にハリケーンハーヴィーが襲ったことで有名です。

ハリケーンを選択するとこのように洪水の可能性がある地域が濃淡で表示されます。

同様に他の項目も検索可能です。

犯罪発生マップと自然災害地域の調べ方についてご説明しました。

アメリカでは起きる事件の大きさが日本より大きく、治安の悪いエリアでは空室期間に窓ガラス割られて入られたり、エアコンの室外機を盗まれたりといった事件も起きます。犯罪マップは事前に調べて、安全な地域を選ぶ事をおすすめします。

自然災害は全ての州で何かしらあるので、それらを全て避けていては物件を選ぶことができません。その都市の中でも安全な地域を選ぶようにしましょう。また事前に災害が分かっていれば保険に入ることができます。例えばヒューストンではハリケーンに備えて、火災保険とは別に洪水保険に入るなどして災害に備えるとよいでしょう。

エリア選定の参考にして下さい。

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