知っておくと有利なこと

成長性と歪み、需給が儲けの秘訣

大西です。

皆さんは投資を行って儲けがでるときはどんな時か考えたことはありますか?

投資とは何か?大百科事典にはこのように記載されています。

将来得られるであろう収益を目的として,現在資金を支出することを投資という。

ではその収益はどのよう発生するのでしょうか?

その儲けのポイントは大きく3つに分類されると言われます。

①成長性、②需要と供給、③歪み

詳しくご説明します。

成長性

10年前にAppleの株を買っていれば!なんて思いますよね?

IT業界、スマホはここ10年で爆発的に成長しました。

また、開発目まぐるしい東南アジアの不動産も今後経済成長が見込まれます。

いまより良くなっていることを期待して、買ったときよりも価値が上がっていることを予測して投資を行っています。

需要と供給

買いたい人が多ければ価格は上がり、売りたい人が多ければ価格は下がります。そして需給は金融政策の影響を大きく受けます。

今の日本は金融緩和をしており住宅はマイナス金利ですので、1%以下の金利でフルローンでマイホームを購入できるのであれば購入したいという人が増えることで物件の価格が上がっています。

歪み

歪みとは実際の価格と売却に出ている価格との差です。

安く手に入れた美術品を高く売ったり、他の人が見つけていないお買い得不動産を安く手に入れたり、基本的に不動産や芸術品など情報が閉ざされた場での現物で歪みが生じます。

金融資産は成長性

株、投資信託は万人に情報が開示されており実物があるわけではないので条件次第で物を見ずに(見れない)買いますよね?

透明性が高い市場で誰でも購入できるため、価格に歪みはほとんどありません。また投資家が世界中にいるなかで、他の人が気づいていない割安株を見つけるなんてことは至難の技です。

経済の成長性に任せて分散投資するインデックス・ファンドの優位性がよく話題になっています。

日本不動産は歪み

現物は実際の価値と購入価格に歪みが生じます。

特に日本では不動産取引情報が一般の方に開示されていないので、正当価格が一体いくらなのか分かりづらく、不動産屋の査定により値付けすることがズレが起きる理由の1つに上げられます。

もう1つは売主に特段の事情がある場合です。会社が不動産を手放す場合今期中などの期限があり現金化を急ぐようなケースが上げられます。

また当然、新駅ができるエリアや子育て支援を行っているエリアは需要と供給のバランスで価格が値上がりするので狙い目と言えます。

アメリカ不動産は不動産でも成長性

アメリカ不動産は世界中に近隣や過去の取引事例が全て一般の方にも閲覧できるよう開示されているので、特別高い、安いといった物件は少なく、アメリカ経済の成長性を見越した投資の要素が大きいと考えます。

まとめ

成長性、需要と供給、歪みを見定めて資本を投じることが投資のポイントです。

できればこれら3つのポイントを分散してポートフォリオを組むことをおすすめします。