州・エリア

州ごとの物件価格と利回り相場

アメリカの主要都市の不動産についてNet利回りの相場をまとめました。

不動産投資は人口は多いほうが当然有利で経済が発展しており、賃貸需要も多いので安定しています。

主要都市

青の濃い部分が人口の多い州です。簡単な数字でまとめますと以下のようになります。

アメリカの不動産情報は世界中の一般人にも公開されており、これらの都市は毎年安定して賃料も物件価格も上昇しているため、投資家のお金が集まり物件価格も上がるので利回りはそれほど高くありません。

当然物件の種類や州の中でもエリアによって変わってきますが、手取りで上図くらいです。

表面利回りですと4〜8%が多く、東京で例えるならカリフォルニア、ニューヨークは都心6区、テキサス、フロリダは都心6区を除いた17区に近い相場感になるように思います。

17区で表面4〜8%ですとそこまで高くはないですが、基本的には賃料と物件価格共に上昇を続けていますので、日本のように年々賃料を下げていき売却した時に値下がりしやすいよりは、トータルのリターンは大きいように思います。

価格帯としてはカリフォルニア州ロサンゼルスの一部地域のコンドミニアムで5000万円〜。テキサス州ではダラスで戸建て3500万円〜、コンドミニアムで2000万円〜。フロリダ州はマイアミで5000万円〜。ニューヨークはビルになりピンきりですが1部屋1億円以上となります。

地方都市

高利回りで賃料収入もしっかり取りたい方は下記の都市も候補地となります。

・オハイオ州

・ケンタッキー州

・テネシー州

・インディアナ州

これらの地域では物件価格1000万円前後、表面利回り10%以上の物件もあります。

先程の主要都市とは違い、投資のお金が入って来にくいこともあり、好景気でも物件価格が一気に上ることはありませんが、逆に言うと安定しており、家賃収入をしっかり得ながら長期で保有するのに向いています。

当然利回りが高いという事は投資したいと思う人が少ないため、物件価格が高くならないとう結果ですので、一つ地域を間違えるとかなりのリスクを抱えます。

日本ではあまりありませんが、実際に低所得者地域などでは空室物件の窓を壊されて中の物を盗まれた、などの被害があります。

現地を知り尽くしている業者によるエリア選びや管理が重要となり、購入前には実際に物件を見に行き管理会社とも顔合わせをするか、上手く行っている人づてに信頼できる業者を紹介してもらうなどしたほうが良いと感じます。

州法により異なるアメリカ不動産事情と投資戦略