市況・見通し

アメリカ不動産投資10州における空室率の推移(2000〜2018年)

大西です。

アメリカの不動産投資で対象となっている主要な州を10州ピックアップし、2000年以降の空室率の移り変わりをグラフにしました。

全米平均が2018年時点で約7%ですが、平均と変わらないまたは空室率の低い5都市です。

カリフォルニア州

ハワイ州

コロラド州

ニューヨーク州

オハイオ州

カリフォルニア、ニューヨークは安定の低空室率ですが、コロラド州が思っていたより改善されているようで、注目しています。

下図は、全米平均より空室率の高いエリアです。

フロリダ州

ジョージア州

インディアナ州

テネシー州

テキサス州

注目して頂きたいのは現在ではなく景気の悪い時です。2019年現在では好景気が続いているため、空室率の高い都市と低い都市の差が縮まっていますが、2009年時点では大きく開いています。そのため、2019年以降景気後退局面になると空室率12%〜になる可能性はあるのです。

州全体の平均のため、当然都市によって誤差はあります。2004年頃や2009年頃の都市別の情報も集めて正しい判断をして下さい。

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